選手ブログ#20 斎藤光希『考え方の変化』

こんにちは。札幌啓成高校から来ました。齊藤光希です。ポジションはFWをしています。今回のブログでは、私の今までのサッカー人生の歩み、岩教に来た理由、岩教での考え方の変化などを話していこうと思います。

私がサッカーを始めたのは小学六年生の夏の終わり頃でした。始めた理由は中学の部活の準備とか、仲のいい友達がやっていたからとか、そんな感じの軽い理由だったと思います。中学高校は部活動でサッカーをしていましたが、チームのレベルはそれほど高くなく、高校の選手権も札幌予選の二回戦目くらいで負けました。チーム目標が全道大会出場だったので、全国大会出場なんて考えたこともありませんでした。志が低く、サッカーは楽しめればそれで良いと考える人が集まっていて、私もどちらかと言うといわゆる部活エンジョイ勢であり、休日返上して自主練をしたこともほぼ無かったし、勉強の方が圧倒的に大事だと考えていました。

部活動は高校三年の六月には完全に引退し、そこからはひたすらに勉強をしまくる日々でした。朝から学校で講習を受け、夜十時ごろまで予備校で勉強し、家に帰ってご飯を食べお風呂に入って単語帳を見ながら寝落ちするという典型的な受験生の毎日を送っていました。その地獄の日々のおかげで成績は伸び、一次試験では合格可能性60%以上の水準まで到達しましたが、最後の詰めが甘く、第一志望にしていた大学には逆転不合格という形で落ちてしまいました。その結果、道内・国立・家から通えるという条件とスポーツコーチングという分野に興味を惹かれ、第二志望にしていた岩教に進学しました。

次に、何故岩教サッカー部に入ったのかという話です。私は岩教でサッカー部に入るつもりはありませんでした。強豪サッカー部に入ってしまえば、自分が想像していたような楽しい大学生活は送れなくなるだろうと思ったのと、何より、全国の強豪チーム出身の人たちの中に実力も実績もない自分が入っても足でまといになるだけだし、厳しい練習にもついていけないと思いました。しかし、その反面、北海道でトップの実力をもつ岩教サッカー部に興味を持っていました。コンサドーレ札幌U18や大谷高校、旭川実業高校などの全国レベルのチーム出身の人たちがするサッカーを体験してみたいという気持ちとスポーツ文化専攻なので部活には入りたいけどサッカー部以外の部活がパッとしない感じだったという理由で何となくサッカー部の集団の近くにいると、近くを歩いていた一年の石川陽立に話しかけられました。何て話しかけられたのかはよく覚えていませんが、そこでサッカー部に入ることになったのは覚えています。

入部当初は、サッカー部に入る覚悟も決まりきってないまま何となく入部してしまっていたので、かなり辛い時期が続きました。肉体的にも精神的にもきつくて、部活をやめようと思ったことが何度もありました。このままサッカーをやっていても意味がないというネガティブな思考になっていた頃に、先輩に励ましてもらったりしたこともありました。そんな時期を経て、今は、岩教サッカー部というサッカーにおいても日常生活においても高い水準の中で過ごすことで、自分を高められるというポジティブな考え方になりました。周りが全員自分よりサッカーが上手いというのも学べることが多くていい事だと思うようになりました。

最後に、これからの私の目標についてです。これからの私の目標は、強靭な肉体をつくり、身長差がある相手DFにも負けないようになることです。これからオフシーズンで外サッカーができない時期が来るので、筋肉をつけ体重を増やして、ユニフォームを着ても筋肉の形がわかるくらいの体格を手に入れたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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