選手ブログ#28 菅原彬人 『簡単な答え』

みなさん、こんにちは。
今日のブログを書かせていただきます。大船渡高校出身、3年生の菅原彬人です。ブログを一度書かせていただいてから気付けば2年半が経って、大学生活も残すところ1年半程になってしまいました。今回はこれまでの大学サッカーを振り返りながら、今後について少し話していきたいと思っています。拙い文章ではありますが、お時間がよろしければ目を通していただけたらと思います

「サッカーなんてもうやめたい」
「なにがしたくて、何ができたんだろう」

1年目と2年目はそればかりをずっと思っていたことを今でも思い返します。
自分は高校ではセンターバックとしてプレーをしていて、高校の顧問の先生も北教大の出身ということもあり、強豪校だということを知りながらも、「いつかメンバーに選ばれて…」とずっと思っていました。しかし、現実はそんなものではありませんでした。一年目はは大学のサッカー部に入って練習を続けていくうちに、どんどん自分を失って、自信をなくし、ポジションもフォワードに転向させられて、ただただ辛かったです。自分にもプライドだってあるのに簡単に変えられて、何度もやめよう、サッカーが楽しくない、そんな日々が続きました。2年目になり、日々を重ねていくうちに、少しずつ自分にとってのサッカーが見えていき、自分は何ができて、何をしたいんだろうと思いながら、毎日を過ごして、終えてしまった記憶でした。

そして、3年目を迎えた今年、4月の練習試合でセンターバックで出てみろという形で試合に出たことをきっかけに、センターバックとしてプレーすることになって、たくさんの思いがありました。正直、2年を無駄にしてしまったという気持ちでもありました。それでもどこか嬉しい気持ちもありました。

そして、今年のiリーグを終え、3位という結果。iリーグダービーを勝ちという結果で終えられたこと。それは自分にとって、何かを掴めたような気がしました。

岩教にきて、サッカーをやる意味ってなんですか?自分はその答えがわからないまま、1年目、2年目では、どうして自分はサッカーをしているんだろう。何がしたいんだろう。そう思っていました。でも、3年目の今では少しわかる気がします。何も難しいことではありませんでした。

「サッカーって楽しい」

それだけでよかったのかなと思います。自分はサッカーを始めたきっかけがサッカーが好きというとても単純な理由で始めました。理由なんてそれくらい簡単なものでいいのだと思います。仲間と一緒にサッカーをできて、好きなことを大学になった今でも続けられて、楽しいということを今までは忘れていたのかもしれません。だからこそ、仲間と一緒に1秒でも長くサッカーを続けるために、仲間とやるサッカーが楽しいから。これからサッカーをやる理由が変わっていくかもしれませんが、今は岩教にきてサッカーをやる理由はサッカーが楽しいからだと思います。

来月、チームはインカレを控えています。自分だって少しでもトップチームに関わりたいという気持ちでこれからを精一杯に過ごしていきたいと思います。もし今回関わることができなくても、最後の一年になる来年は、岩教の名前を背負って戦えることができるようになれたらなと思います。

最後になりますが、自分がサッカーをやる理由は楽しいから、仲間と一緒にサッカーがしたいからです。4年生の先輩方も同じように思っている人もいるかと思います。来月に控えたインカレで、4年生の先輩方は最後の大会となってしまいます。少しでも長くピッチの上で闘えるよう、自分はチームを精一杯で支えます。みなさんも心のどこかや頭の片隅にでも岩教大の名前をインカレの舞台で全国に響き渡らせることができるように応援していただけたら幸いです。
最後になる来年は、みんなで笑って終われるように、1秒でも長くピッチの上に立てるように、これからも努力していきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!これからも岩教大サッカー部のこと応援よろしくお願いします!

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