選手ブログ#29 田中光太 『日々の積み重ね』

平素より岩教大サッカー部のご支援・ご声援ありがとうございます。
 
本日ブログを担当する北海道コンサドーレ札幌u-18出身、3年背番号17番田中光太と申します。今回は「これまでの振り返りと今後について」書きました。拙い文章ではありますが、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。
 
私は大学に入って1年目からトップチームに帯同させて頂き、最初に出場したのは春の『HUFA 45th Anniversary Championship』という大会で、自身も試合に出場し、得点を挙げるなど大学初タイトルに貢献し、獲得することが出来ました。幸先の良いスタートを切ることができ、新人賞を受賞することが出来ましたが、シーズン通して足首の怪我に悩まされ、チームとしては連覇が途絶えてしまい、怪我の管理と個人能力の物足りなさをとても痛感したシーズンでした。
 
 2年目はトップチームに絡む機会が増えましたが、仲間との連携が上手くいかないことや周りの選手との実力を比べるようになり、プレーがなかなか上手くいかないことが増え、自分に自信を持てなくなった時期がありました。その上で練習方法や取り組み方を見直し、改めて真剣にサッカーに向き合うようになりました。また、足首の怪我の状態が不安定で、万全な状態で試合や練習に取り組めないことが多くありましたが、ポジション争いに勝ちたいという気持ちや試合に出続けたいという気持ちが強くあったため、そのような状況下でも何度も痛めながらプレーし続けていたシーズンでした。
 
 3年目の今年は3月に行われたDENSO CUP北海道選抜に選出して頂きましたが、大会約2週間前に怪我をしてしまい、思うようにプレーができない中で不完全燃焼のまま終わってしまったことがとても悔い残りです。ですが、怪我の状態が良くなくて、無理してでも大会に帯同したかった理由があります。それは普段味わえないような環境で刺激をもらえると思ったからです。他の大学の選抜選手と共に戦いながら、その人達のサッカーに対する考え方や日常生活でのサッカーに向き合う姿勢などを間近で見て自分のものにしたいと考えていました。実際、試合に出られるほど怪我の状態は良くなくプレー出来たのも奇跡かもしれません。この選抜に帯同することが出来て、サッカーに対する意識や考え方がこのままではいけないことを痛感させられ、他の選手の熱意も刺激になり改めて頑張ろうと思うきっかけになった良い経験でした。
 
 春から私は副キャプテンを務めることになり、自分のことだけではなく周りの選手を見ることが増えました。最初は色々な選手とコミュニケーションを取ることを意識して、その選手が何を考えてプレーしているのかどうしたいのかを聞き、よりチームが改善されるように取り組んでいました。ですが、上手くいかないことの方が多く副キャプテンとしてどうあるべきなのかをとても考えさせられた一年でした。でもこのチームの副キャプテンとしてリーグ優勝を奪還できたことはとても嬉しく思います。
 
入部してから2年間は怪我だらけの毎日で、怪我が治ってはすぐ他の箇所に怪我をしてしまうようなケア不足が目立っていました。今年はシーズン中の大きな怪我がなく、コンディションをキープすることが出来ているのは紛れもなく、徳丸トレーナーのおかげでもあるとともに、日々の練習前の準備やストレッチなどの怪我へのリスク管理の部分で大きく意識が変わったからだと思います。

 12月に行われる大会に向けて、ここまで準備してきたものの集大成を発揮したいと思います。また、来年は4年生になる自分達一人一人がもっと責任を持ち、周りに働きかけなければならないと感じています。まず自分が主体となりチームを背負っていくためにも、自身の結果を目に見える形で残し、チームを引っ張っていけるような存在になれるよう日々努力を積み重ねていこうと思います。
 
長くなりましたが、今後とも岩教大サッカー部の応援とご支援の程よろしくお願い致します。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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