ジャネーの法則というものを知っていますか?
この法則によると、0歳から20歳の体感時間と20歳から80歳くらいまでの長い年月の体感時間はほぼ同じというのです。
つまり、体感時間でいうと私は、人生の半分、折り返し地点を過ぎているというのです。
このまま漠然と時間が過ぎていくのは嫌で、それを防ぐためには日頃の意識、行動を変える必要があります。
そのきっかけとして私はこのブログを、いままでの人生の振り返りと、これからについて考える機会にしようと思いました。すごく私的な文章になってしまっていますが、読んでいただけると幸いです。
『わがままヒーロー』
私は2000年に遠軽町で生まれ、転校を繰り返しながら育ってきました。
2つ上の兄の影響でサッカーを始め、幼稚園でも小学校でも休み時間や遊ぶときはサッカーで、自分が中心でした。一緒にサッカーをしていた友達が今年プロ契約をしたのは、一生の自慢です。ずっと親友で今でも仲良しですと言い張ろうかな。小学校のころの自分はわがままで、俺がチームを勝たせると勝手に思っていました。お山の大将みたいなね。周りの方にはご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。
『未熟』
小学校から中学校に上がると、転校によってサッカーができない環境になりました。私のサッカーへの気持ちを汲んで、両親はいろいろ考えてくれていましたが、ついて行くことを選びました。中学校では卓球部に入り、3年間サッカーから離れました。この環境になってもなお自分ならできると考えていたのでしょう。今思えば、考えも行動も非常に未熟で子どもだったと感じます。
『挫折と自信』
高校は、自分が出場できる強い高校という視点で札幌光星高校を選びました。
親元を離れて寮生活をしながら、サッカーに打ち込みました。
入部当初は、周りとの差、自分の甘い考え、何もできないという状況で何度も悔しくて泣き、何度も辞めたいと思いました。人生初の大きな挫折です。それでも応援してくれる親や友達を思い、必死でただがむしゃらに頑張りました。
その結果、高校2年で北海道3位、高校3年でキャプテンとなり、この成果が今でも自信の軸になっています。
『環境と仲間』
大学では本当に仲間に、環境に恵まれました。
僕がどんなにポンコツなことをしても、変なプレーをしても見捨てずにいてくれ、練習にもご飯にも付き合ってくれる。こんな仲間がいたから、1番辛かった今シーズンもここまで来ることができました。みんながいなければ、最後まで一緒にいれなかったかもしれない。
本当にありがとう。あと少し頑張ろう。
また、岩教大の環境はサッカーをするのに最高の環境です。きれいな人工芝があり、意識の高い人が全国から集まり、全国大会にも出場でき、プロとも練習試合を出来る。そんな環境は全国を探してもなかなかないと思います。環境は人の成長の大きな要因だと強く感じた4年間でした。
『タイトル未定』
「最高の仲間」と「全てを捧げて打ち込める何か」をこの先の人生で見つけることができるでしょうか。文頭で人生の半分が終わったと書きました。残り半分でいくつのタイトルを得ることが出来るでしょうか。今はまだ想像の域を出ませんが、やりたいこと、成し遂げたいことがまだまだあります。時間は有限。自分らしくこれからもやっていきます。
拙く、まとまりのない文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。
本日の担当は、岩教大サッカー部4年石川竜臣でした。
最後に両親へ
恥ずかしくて面と向かっては言えませんが、本当に感謝しています。
2人からの応援が何よりも力になります。どんなときも信じてくれて、支えてくれてありがとう。これからは、自分が恩返しする番です。
やりたいこと、食べたいもの、行きたいところ、いろいろ含めてリストでも作って待っていてください。いつか一緒に叶えましょう。