選手ブログ #45 松村健太『4年間』

W杯で盛り上がる近頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

自分は少々寝不足の日々が続いています。

こんにちは。

今回、ブログを担当させていただく4年目 松村健太です。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

小学生から始めたサッカーも、気付けば約16年間続けていました。

小・中学は地元のクラブチーム、高校は公立高校の部活動と平凡なキャリアだった自分にとって、全国レベルの岩教大サッカー部への入部は人生最大の挑戦だったと思います。

この4年間の日々を思い返してみました。

入部当初。

何もかもレベルが違い、圧倒されました。

「このレベルに達するには、どうすればいいのか。」

毎日悩み、考え、必死でした。

フィジカルトレーニング、特にランメニュー。

ランメニューがある日の自分の顔を、部員は容易にイメージすることができると思います。

そのため、冬季間のトレーニングは自分にとって「地獄」、これに尽きます。

特に1年目の冬。

この期間ほどキツいことは、後にも先にもないと思います。

上級生になってからは、自分の実力、試合結果、チームのことなど、理想と現実の違いに悩む毎日でした。

また、この4年間は慢性的な怪我にも悩まされました。

「大学生になってまで、こんなキツい思いをする必要はあるのか。」

「他の大学生や友人は、楽しそうに遊んでいる。」

そんなことを思い、実際、辞めたいと思ったことが何度かありました。

それでもなぜ4年間続けることができたのか。

それは、“サッカーが好き”、そして“同期の存在”があったからだと思います。

そして4年間続けた結果、自分史上最高の4年間を過ごすことができました。

全国屈指の素晴らしい環境・設備。

北海道一を争い、そして全国の舞台で戦うといった貴重な機会。

プロクラブや全国トップレベルの大学との練習試合。

そして、ハイレベルの仲間と切磋琢磨できた毎日。

それまでの12年間のサッカー人生では経験できなかったことを、この4年間、毎日経験することができました。

特に今年は、学生リーグ優勝、総理大臣杯全国ベスト8と、今までの歴史を振り返っても最高の経験をすることができた一年でした。

正直なところ、自分も試合に出場し、一人の選手として味わいたかったというのも事実ではあります。

それでも、歴史に名を残した代の一員であったことを本当に誇りに思います。

多くのことに悩み、苦しんだこの4年間は、決して苦悩の日々ではなく、むしろかけがえのない、充実した毎日だったのだと思います。

自分のサッカー人生のわずか4分の1の期間でしたが、それほど価値のある時間を過ごすことができたと実感しています。

自分がプレイヤーとして、本気でサッカーをするのはこれが最後です。

このキャリアを、岩教大サッカー部で、そして同期13人と終えられることを誇りに、とても幸せに思います。

この経験を糧に、今後の人生を歩んでいこうと思います。

最後になりましたが、

厳しくも愛のある指導をしていただいた越山先生、安部先生、濱谷先生。

徳丸先生をはじめとする札幌スポーツクリニックの方々、岩見沢メディカル整骨院の方々。

その他、偉大な先輩方、日頃より岩教大サッカー部を支援していただいている皆様。

皆様のサポートがなければ、この4年間続けることはできませんでした。

本当にありがとうございます。

後輩たち。

頑張れ。SNSなどで結果を楽しみにしています。

ついでに、自分は誘われたら大抵断らないです。気軽にどうぞ。

同期。

この4年間、本当にありがとう。

あの地獄のクーパー走を乗り越えられたのは、みんなのおかげです。

集大成のインカレ。残すことなく、全て出し尽くそう。

そして、今後もよろしく。

両親。

色々と迷惑をかけたと思いますが、おかげでこれまで続けることができ、多くの仲間に出会うことができました。

本当にありがとうございます。

ただ、あと数年迷惑をかけることになると思います。

よろしくお願いします。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

引退までの残されたわずかな時間を、このチームと、そして同期と少しでも有意義なものにしたいと思います。

今後とも、岩教大サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次