越山先生より
【感謝を込めてご挨拶】
コロナ渦にありながら、お集まりいただい
たOBのみなさん、サッカー協会役員のみなさん、そして卒論作成時期で忙しい中、参集してくれた学生の皆さんに心から“有難うございます”と感謝を申し上げます。また当日用意して頂いた冊子には8ページに渡るOBや学生からの励ましと、思い出深いメッセージは私の貴重な宝物となりました。さらに花束やプレゼントを送ってくれた卒業生は、まさに会場に花を添え頂きました。
この会はサッカー部OB会会長である大原勇治さんや岩見沢在住のOBが準備し催していただきました。実は1回目は私が監督を降りた2年前、定年退職時には2回目を企画されましたが、コロナ渦により直前で延期を余儀なくされました。私はこの時期にパーティーは無理ではないかと、心の底では諦めていたところでしたが、なんとギリギリのタイミングを見計らってこの度開催に至りました。皆さんには感謝の言葉しかありません。
40年に渡る教員生活、選手指導と協会での活動がみなさんに少しでも影響を与えられたかと思うと、本当に恵まれたサッカー人生だったと思っております。学生のためにレベルの高いサッカーを知るという思いで始めた審判活動も私の人生を大きく変えました。審判引退後、A級ジェネナラルを取得し、それまでの経験と合わせチーム強化につなげることができました。忘れてはならないのは、大学の再編等が繰り返され、サッカー好きの学生が集まりはじめチーム力を押し上げてくれたことです。人工芝は大学が設置してくれましたが、岩見沢市からはそれまでの地域貢献活動に理解を示しナイターを設置していただきました。これにより北海道でNO1のサッカー場が完成し、さらに学生達のレベル向上に役立てることができました。
学生と過ごした時間、多くの皆さんとお付き合いで学んだことを書き残すことは枚挙にいとまがありません。本当に充実した時間でした。お陰様でこの会は昔を思いさせてくれる和気あいあいとした楽しい時間となりました。
そして現監督の安部久貴先生の熱いスピーチは、皆様の心にある岩教大サッカー部の魂を改めて揺さぶり、サッカー指導に関わる魅力を伝えてくれました。私は今後の岩教大サッカー部の未来は力強いと確信できました。
そして多くの方々から、私の妻への労いの言葉を頂き、私を支えてくれた妻のことをみなさんが知っていたのかと振り返り胸が熱くなりました。これからは妻との時間を大切にしたいと思います。
最後になりますが、この会の開催に関わっていただきました皆さんのこれからのご多幸とご活躍を心から祈念しております。