7月23日(日)に厚別競技場にて、〈総理大臣杯北海道予選決勝〉岩教大vs札幌大の試合が行われました。
結果は、1-1[PK:5-4]で勝利!(得点者:兼田)
昨年度に続いて2連覇を達成、そして今季初タイトルです!
試合開始からお互いに一歩も譲らない緊張感のある展開となりました。両チームともに決定機を作ることができず、拮抗した状態が続きましたが、20分に試合が動きます。左サイドでボールを持った菅野が右サイドの美濃又に大きくサイドチェンジ、ボールを受けた美濃又が深い切り返しからゴール前にクロスを供給、このボールに兼田が豪快に頭で合わせて先制点を挙げました。その後、少しづつ両チームの攻撃が活性化し、徐々にチャンスが増えていきましたが、結局得点は生まれず、1-0で前半が終了しました。
後半も両チーム高い強度を保ち、激しい競り合いや球際の攻防が続きました。追加点を奪い試合を有利に進めたい岩教大でしたが、なかなか得点には至りません。迎えた61分、相手の左サイドからのクロスをゴール前で合わされ、失点してしまいました。勝ち越したい岩教大は、73分に藤原がゴール前で決定機を迎えるも、決め切ることができません。すると84分、この試合最大のピンチが訪れました。自陣ペナルティエリア内でファールをとられ、この試合2枚目のイエローカードをもらった菅野が退場、PKを与えてしまいます。絶体絶命の場面でしたが、守護神の伊藤(誉)がこのPKを止めて望みを繋ぎました。1人少なくなった岩教大は守備の時間が多くなりましたが、全員が集中力を保ち続けて1-1で後半が終了し、延長戦に突入しました。
延長前半も我慢の時間が続きました。札幌大の攻撃に屈することなく、DF陣を中心とした集中した守備でゴールを許しません。1-1のまま時間が進み、延長後半に入ります。最後の力を振り絞り、総力戦で挑みました。120分には、途中出場の黒崎がゴール前で決定機を迎えるも、決め切ることができず、1-1で延長後半が終了しました。
運命のPK戦に突入します。先攻の札幌大は、1人目が蹴ったボールがゴールポストに当たり、後攻の岩教大が有利な展開となりました。1人目のキッカー田中が落ち着いて決め、1-0とリードします。その後、両チームともに決め続け、先攻の札幌大5人目を終えた時点で4-4、後攻の岩教大5人目が決めれば勝利の場面となりました。キッカー黒崎がこれを確実に決め、5-4でPK戦を制しました。
PK戦までもつれ込んだ激闘の末、1-1(PK:5-4)で試合終了。非常に苦しい試合展開でしたが、チームが一つになって優勝を掴み取ることができました。
日本一という目標を達成できるように、全国大会に向けて最高の準備をしていきます。
応援ありがとうございました!