卒業ブログ#1 渡謙司『自分の居場所探し』

こんにちは。この度、ブログを務めさせていただきます4年目の渡謙司です。拙い文章ですが、一生懸命書いたので最後まで読んでいただけると幸いです。4年間のサッカー部での思い出は、たくさんを通り越して溢れるくらいあり、このブログでは書ききれそうにないので、私が引退した今感じることについて綴ります。

『後輩の皆さんはチームで自分の居場所はどこか考えたことはありますか?』

なぜこの質問をしたかと言うと、私は9月に骨折をしてしまい引退を余儀なくされてしまいました。その時に

「サッカーは出来なくなってしまったが、サッカー部のためできることはないだろうか。」と考えたり、

「みんなとボールを蹴らなくなったら、「渡」という存在を忘れていくのではないか。」

と不安になったことがあったからです。

みんなと楽しくボールを蹴っていた日々が一変し、もう大学生活の中で岩教の人工芝でサッカーすることが出来なくなりました。私は4年間でチームを大きく離脱したことは今回の骨折が初めてで、「外から見る練習は寂しいものだなぁ」と思いながら毎日の練習に足を運んでいました。そんなこともあり、もし自分がサッカー部に所属していながらサッカーができなくなり、サッカー選手としての存在価値を無くした時、サッカー部に存在する意味を見失わないためにも自分の居場所を確立しておくことが重要ではないのかと思います。

私は、サッカー部の中の総務部というところでチームの陰の仕事を支えてきました。主な私の仕事は「遠征の準備」や「テーピングの在庫補充」などでした。決して日の光を浴びるような仕事ではなかったけれど、誰かがやらないといけない仕事に自分の中ではやりがいを感じていました。自分のサッカー人生を振り返っても、チームを陰で支えるような立ち回りをしてきたことが多かったので、おそらくそういう仕事が好きなんだと思います。

『自分の居場所。』

普段みんなとボールを蹴っている時はあんまり考えないかもしれません。だけど、ふと考えてみてください。自分がサッカーしてきた環境で自分がどんな立ち回りをしてきたか。それがチームにどんな影響を与えていたか。もちろん人それぞれで違うと思いますし、その人の色に合った居場所があると思います。
「チームの看板となるような選手」
「チームをまとめてみんなを引っ張る選手」
「グラウンドでムードメーカーとしてチームを盛り上げる選手」
「チームの運営に携わっている選手」など、
その人の適材適所があるので自分なりに自分の居場所を見つけてほしいと思います。

もちろん
「自分がトップチームで試合に出て活躍する。」
「サッカーがもっと上手くなりたい。」
などサッカーに関する向上心は忘れてはいけません。だけど、サッカー部だからと言ってサッカーで活躍することだけでなく、サッカー以外での自分の居場所を探してほしいです。それぞれが自分の居場所を理解し活躍することで、もっと岩教大サッカー部は良いチームになると思います。

私はこのチームが大好きだし誇りに思っています。だから後輩のみんなは日々チームメイトと切磋琢磨し頑張ってください。応援しています。

最後になりましたが、4年間ご指導して頂いた越山先生、安部先生、濱谷先生、身体のケアをして頂いた徳丸トレーナー、お世話になりました。ありがとうございました。

そして、こんな3浪に関わってくれた岩教大サッカー部卒業生・同級生・後輩のみんな、たくさんの感動と思い出をありがとう。おかげで一生に残る最高に楽しい大学サッカー生活になりました。

このブログを書き終えインスタにアップされた時には、本当に岩教大サッカー部としての活動が終わってしまうと思うと寂しいなという気持ちでいっぱいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。これからも岩教サッカー部の応援よろしくお願いします。

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