全く知らない場所に全く知らない人が集まった。共通してるのはサッカーだけ。しかも正直なところ田舎で、想像してるキャンパスライフじゃなかった。毎日毎日サッカーして、みんなで色んな壁にぶつかって、その度にご飯に行って。そんな生活が続いた。自分達でも何が正解なのか分からない毎日だった。それでもやれることは何なのか必死に手探りで探した。今でもそれが正解だったのかなんて分からない。けどみんなで必死にもがいたこと、今となっては間違いなく正解だったと思う。
これからみんなはほんとに色んな道に進んでいく。まだ経験したことのない道に。言わば「お先真っ暗」。何が正解なのか分からなくなることもあるはず。けどみんななら暗闇だからこそ見えるものがあることも知っているはず。
青春とか友達とかどういうことを言うのかはっきり分からないけど、僕たちが経験した大学4年間の中に詰まってないとしたらその意味なんて知らなくていいかな。