卒業ブログ#8 田中光太『駆けた想い』

こんにちは。今回ブログを務めさせていただきます。4年主将の田中光太です。

拙い文章ですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

まさか僕が主将を務めるとは大学入学した時は思いもしなかったですが、やろうかなと思ったのは3年の夏でした。その時はまだ上の学年がいるという安心感からか、4年生に支えてもらえるから何をしてもいいという気持ちが少しありました(良くない)。

先輩方はそれぞれ役割を担っており、ある人はチームをピッチで支え、ある人はチームを陰で支え、そうしたチームへのサポートがあったことを知り、4年生になったらそれ以上にチームへのサポートをするべきであると考え、チームを支えたいと思い始めたのが3年の夏でした。

初めての経験となる主将を通してやるべきことは何か、自分にできる事は何かを考えていました。そこで私たちの学年は人数が例年に比べて少ないことから、今年の4年生はそれぞれがより大きな役割を担ってチーム作りをしなければならないと思っていました。

僕は、試合で主軸の選手として誰よりも活躍すること。特にプレーの活躍よりもチームへのプラスの声掛け、各選手への鼓舞を意識して行うことをすべきであると考えました。また、常に毅然に振る舞うべきであると考えました。

今まで練習中も試合中もチームに声をかけ、鼓舞している先輩方を見て、またその声かけに僕自身が励まされ、力になっていました。一見簡単なことのように思えるが、投げかけを受けた本人にはどれだけの力をもらえることなのかを体感してきた。チームを引っ張るためにも自分が筆頭となってチームへの投げかけをするべきであると感じていました。

上に立つ1人としてどんな時も前向きに辛いというのを見せない。みんなを引っ張るものとして、楽しく、向上心をもって謙虚になることが大事であると思いました。それが、チーム、周りにとても影響を及ぼすと思ったからです。

周りが辛くてきつそうにしていても、僕はもっと追い込んで頑張って、そんな姿勢を見せるだけでも周りの選手の目標、お手本になるし、このような姿勢を身につけることはとても大切なことで、このような人が増えるとよりチームが活性化すると思いました。だからこそ毅然に振る舞うべきであると思いました。

シーズンを終えてみて、チームメイトがどのように捉えているかは分からないけど、これが足りなかったとか、こんなことをすれば良くなるんじゃないかとか、少しでも次に繋げられるようなものであったならば嬉しいです。シーズン初めに足首を怪我し、チームに負担をかけてしまったり、シーズンの結果として掲げた目標を達成することができませんでしたが、チームメイトにとって少しでも成長できたと思えた一年であれば嬉しいです。

この一年で経験したことは計り知れないほど自分にとって大きな糧になったと思います。色々な事があった中で、地域の方やスポンサーの方々、いつも応援してくださる方々が多く、いつも支えてくださっていることを強く感じた1年間でした。

人との繋がりの大切さを知り、仲間の大切さを学んだこの4年間は私の財産になりました。目標に向かって一生懸命に努力したものにだけ、他にも得るものが沢山あるのかなと感じたそんな大学サッカーでした。

同期へ

沢山の経験をさせてくれたみんなに感謝します。色々迷惑をかけたけど、支えてくれてありがとう。みんなとサッカーができて、沢山笑って、沢山泣いて、沢山辛い思いをして最高に楽しかった4年間をありがとう。みんなじゃなきゃここまで頑張れなかった。十人十色。みんな違ってみんないい。最高の仲間、最高の思い出をありがとう。

後輩へ

僕はみんなを支えて引っ張るべき存在であったと思うけど、いつも支えてもらっていたのは自分だったと思います。沢山の不安があったと思うけど、みんなの存在があったから頑張ることができました。ありがとう。これからの活躍を期待しています。

家族へ

少しでも活躍している姿を見せようと日々頑張れたのは、間違いなく両親のおかげだと思います。いつも毎試合見に来てくれてありがとう。これからは少しずつ親孝行をしていこうと思います。これからもよろしくお願いします。

長くなりましたが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

このチームの主将を務めることができたことを誇りに思います。

「みんな大好き。ありがとう。」

これからも岩教の応援よろしくお願い致します。

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