2024第1回選手ブログ#15 松本大輝「悔しさをバネに」

お疲れ様です。本日のブログを担当させていただく3年の松本大輝です。出身校は北海道北見北斗高等学校です。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

僕は昨シーズンの振り返りと今シーズンへの思いについて書かせていただきます。
僕の昨シーズンは、とても悔しい気持ちで溢れるシーズンでした。2年生になり、後輩たちが入学してきました。GKの人数も増え、試合に出ることが少なくなってしまいました。最後にスタメンで公式戦に出たのは8月で、その時は1度もシュートが打たれませんでした。試合が終わったあと、勝って嬉しい気持ちと反面、自分の実力不足を感じ、1人で悔しがっていました。サテライトリーグで、やっとスタメンで出場することのできた試合は、前半に3点決められ、すぐに後輩と交代することになってしまいました。それからはずっと途中交代で、試合に出ることが多かったです。自分の実力不足、そして後輩達が試合に出て、自分がベンチから応援していることがとても複雑な気持ちでした。
また、ゴールキーパーのトレーニングでは、後輩たちは先輩にナイスとか褒められたり、アドバイスをもらったりしているのに、自分は、どれだけ止めても褒められることはなく、後輩がミスをしても何も言わないのに僕がミスをした時は怒られることが多く、正直練習へ行くことが怖くて仕方なく、精神的に病んでしまうことが多かったです。誰が自分を認めてくれているのか、この部活に自分の居場所はないのかと、毎日練習に行くのが正直しんどかったです。
そんな僕の心の支えは、去年の関西遠征の時に前キャプテンの光太くんが「見ている人は見ている」と言ってくれたその言葉でした。きっとこの努力は誰かがどこかで見ていてくれる。誰かが評価してくれている。それだけがモチベーションで、練習が終わったあとはボールを蹴って筋トレをし続けました。
 

特に一番キツかったのは新人戦でした。2年生でベンチ外だったのは僕だけでした。札大戦では後輩たちのアップを手伝い、試合中はピッチ外の網の外から応援していました。試合に負けて、僕は同級生に「お疲れ」と声をかけることしかできませんでした。今まで一緒にサッカーをしてきた仲間と悔しい気持ちを同じピッチで感じることができなかった。共有することができなかった。自分だけみんなと違うような気がして、自分の不甲斐なさ、力不足が悔しくて涙が出てきました。こんな気持になったのは初めてでした。昨シーズンは私に大きな経験をさせてくれました。この悔しさをバネにして、より成長していきます。
今シーズンもGKがまた入学してきます。去年よりも競争が激しくなり、試合に出ることは昨シーズンよりも難しくなります。もしかしたら昨シーズンよりも試合に出ることは少なくなるかもしれません。それでも腐ることなく、明日の自分に昨日もっとやっとけばよかったと後悔させないような1日を過ごしていきたいと思います。また、例えTOPで試合に出ることは出来なくとも姿勢だけでも後輩たちにいい影響を及ぼすことのできるような人間であることも目指したいと思います。それでももし、少しでもチャンスがあればそのチャンスを絶対逃さない。もうあんな悔しい思いはしたくない。ベンチから後輩が試合に出ているのを見ているのは終わりだ。ビクビクしていた自分とはさよなら。試合に出られるのならプライドなんて捨てる。みんなが安心してゴールを任せてもらえるような選手になります。

最後に大学に通わせてくれて今もサッカーを続けさせてくれているお父さんとお母さん、ありがとうございます。そして、たまにメッセージや北見に帰った時に応援しているよ。と言ってくれる友達にも感謝したいです。同窓会の時に何気なくポロッと言ってくれた。「まっちゃんとまたサッカーしたいな。」その言葉に救われました。僕にとってみんなは心の支えです。みんなと過ごした日々があるから今の自分がいます。みんなは僕とは違う道で頑張っている。だから僕も頑張ることができます。ありがとう。
そして、ご飯や麻雀、温泉に誘ってくれる岩教生ありがとう。
そして、いつも騒いでいる同級生ありがとう。プライベートで一緒に過ごすことはないけどいつも君らが子供のように騒いでいるのを近くで見ているのはとても楽しいです。僕が去年サッカーを辞めずに続けることができたのは君たちの存在が大きかったです。ありがとう。
今、普通に生活できているのを当たり前だと思わず感謝を忘れず過ごしていきたいと思います。
 

長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。これからも北海道教育大学岩見沢校サッカー部の応援よろしくお願いします!

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