本日のブログを担当する3年の佐々木遥叶です。
まず初めに、平素より岩教大サッカー部に多大なるお力添えをいただいている皆様に感謝申し上げます。
今シーズンを振り返ってみると、色々なことがありました。色々ありすぎで全部を書くのは難しいけど、なるべく簡単にまとめて書いていくのでぜひ最後まで読んでみてください。
色々あった大きな原因はやはり膝の怪我でしょう。
2024.04.24
半月板を損傷してしまいました。たった1本のパスで。高校から怪我が多い人でしたが、初めて膝の怪我をしました。最初は軽い怪我だと思っていましたがスポクリで診断をされて「最短で全治5ヶ月」と言われた時は驚きました。まさか自分がこんな大ケガをするなんて。
2024.05.16
この日手術をしました。初めての手術です。気づいたら終わってベッドで寝てました。起きた時には右足の感覚がなく、この日からたしか3日くらいは寝返りが打てなくて、なかなか寝ることができませんでした。私は術後の痛みは全然なかったのですが、となりにはベッドではとても痛がっているしょうたろうがいました。彼とは入院した日も手術をした日も退院した日も一緒でした。退院した日は彼が無理やり合わせに来ただけですけど。彼と一緒に2週間生活していて、とても気楽に入院生活を送ることができました。
2024.05.31
この日私はやっと退院できました。
ここから私の忙しい日々の始まりです。今年からサッカー部の会計担当となりました。元々バイトでお金の管理などはやっていたので、それほど苦ではなかったです。ですが怪我人としてチームの練習や試合に最後まで残ったり、気づいたら局も3つ入っていたり、授業もあり、課題もあり、ゼミもあり、バイトもあり、そして週3でスポクリにも行って、その他にも色々積み重なってとても忙しい日々でした。
でもそれがチームのためになる事だと思うと、なんとなく苦では無くなっていました。そしてこの生活を通して、普通に生活して来ていたのが「当たり前」では無いことに気づきました。
なんとなく練習して、誰かが選手登録してくれていて、いつの間にか試合の準備がされてて、なんとなく試合に出ての繰り返し。その裏では誰かが各々の時間を削ってチームのために働いてくれていた。
特に今年は4年生がシーズン前から色々な準備をしてくれていました。普段の練習メニューを考えてくれる人がいたり、広報局長としてスポンサーとの連絡やSNSでの発信、会計の仕事を完璧にこなしている人もいたり、キャプテンとしてみんなの憧れとなる人もいたり。もちろんほかにもチームのために仕事をしてくれている人は沢山います。
そんな4年生が来年から居ないと考えるととても不安です。もっと4年生とサッカーがしたかったし、もっとキャプテンの隣でプレーしたかった。この気持ちは1~3年生のみんなが思っている事だと思います。特に3年生には4年生の支えとなれるようにもっと成長していって欲しいし、必ずあと2回札大に勝って4年生をインカレに連れて行って欲しいと思います。
私もいよいよ復帰が近くなってきて、最近はリハビリの強度もどんどん上がってきました。走れない期間は暇があれば筋トレしていたり、食事に気を使ったりしてどうにか体を怪我する前より良い状態にしようとしていました。結果が目に見えてくるようになるとこの生活も楽しく感じることが出来ていました。
しかし、みんなのプレーしてる姿を見ると自分もはやくサッカーしたいし、みんなと一緒にピッチに立ちたいと思うようになっていました。そして改めてサッカーが好きなんだなって実感しました。
「怪我して良かったと思えるように」
タイトルにもある通り、私はこれからこのことを意識して生活していきたいと思います。もちろん怪我してしまってサッカーから離れたら良いことなんてありません。しかしそれを良いことに変えていくことが大切だと思います。私生活を見直したり、筋トレ頑張ってみたり、色々仕事してみたりと、普段あまりやらない事に目を向けて生活出来るいい機会だと思います。
怪我が治って復帰出来た時には、サッカー選手としてでなく、1人の人間として成長出来ていて、「怪我して良かったと思えるように」これからも努力していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも岩教大サッカー部の応援よろしくお願いします。