日頃より岩教大サッカー部の応援本当にありがとうございます。
4年目伊藤です。
さて、今年でサッカーボールを追いかけて19年目。兄の影響で始めたサッカーも残り数ヶ月。ほぼ毎試合、応援に来てくれるお父さん、お母さんありがとう。4年目のシーズンも気付けば、もうあと数ヶ月。早すぎる。実に早すぎる。言ってしまえば、月曜オフで火曜の朝にフィジカルして、水曜に紅白戦やって、木金で調整して、土日試合っていうこの7日間のサイクルに慣れすぎている。当たり前のように、朝起きてご飯食べてプロテイン摂取して、シャワー浴びて、歯磨いて練習に行く。そんな生活も後数ヶ月。実に感慨深い。当たり前だと思って生活していると、時が早く感じてしまうのだろうか。火曜のフィジカルも大学に入ってから、150回くらいはやってきた。そんなフィジカルも後数回。声出して、動かなくなる足を無理やり動かしてもう一歩寄せたり、一歩ダッシュして戻ったり、一個運んでシュート打つ。自分に問いかけながら。「ここでやらないと。もっとやらないと。」と思いながら練習に向き合う。まだまだと思いながら練習するのも後少しかもしれない。そんな生活を4年間してきて、自分自身の中に一つの価値観ができた。『きついと思える環境でサッカーできて嬉しい。』こんな感情が芽生えた。高校生までは、なんでこんなきついんだよ。意味あんのかよ。と思ってしまうまだまだ幼稚な伊藤がいた。ただ、4年目にもなり、たくさん辛いことを経験してくると、『ありがたいな。』と思うようになってくる。試合に出れない時。怪我した時。思うようにいかない時。怒られる時。キツイ練習の時。そんな時にもがいて、行動してみようとできるこの環境。ありがとう。俺を成長させてくれて。と思うようになる。やらな。やらな。と思わせてくれる。社会人なったらそんなことあるのかなって。そんなことはまだなってないからわからないけど、確実に岩教大サッカー部として活動してきた中で、思うようになった。キツいこと、辛いことに感謝できるようになった。後々、あの時があったから強くなれた。あの時やめなかったから、今がある。そう思えれば、辛いことなんて乗り越えたもん勝ち。なんなら、辛いと思っているのは自分だけかもしれない。もっと上のレベルの人は辛いじゃなくて、やらないとって思ってるかもしれない。そう思うと、自分はまだまだなんやな。伸び代あるな。と思うことだってある。その壁とか嫌なことにぶつかった時人間は本能的にやめてしまう。避けてしまう。そこをあえて。あえてだよ。苦しい方を選択する。正直いえば、黙って練習やってたいよ。楽だし。密かに、先生にも怒られない、影薄めてこなす。そんな風にしてたら楽だろう。ただ、目標がある。夢がある。このメンバーでインカレに行く。少しでも長く。みんなでサッカーがしたい。走りたい。闘いたい。これが目標であり、夢である。10年後、集まった時に「あんなきつかったけどやり切ったから…」「きつかったけどみんなでやってたよな…」こう話しながら酒を飲んで、悔いなく終わった学生サッカー生活を振り返りたい。
だから、俺は声を出す。チームを鼓舞する。足りねえなってなった瞬間に、どこに伊藤がいるのか、何してるのかみんなに伝わってもいい。チームのために声を出す。辛いけど、キツイけど。ただ、そう思える環境がこれから本当に人生であるだろうか?周りに同じような目標や夢を持つ人で溢れ、キツイ時には温泉、飯に行き、お互いの想いをぶつけ、やろうぜって言ってまた次の日にグラウンドで会う。そして、結果が出た時、最高に嬉しい。そんなもがきながら、結果が出た時に喜べる環境に感謝だよ。今、キツイと思ってるかもしれない。シーズンももう終わりの方。身体も心もキツい人いるかもしれない。ただ、こんなキツい思いできる環境って本当に幸せ。自分を、チームを成長もさせてくれるし、後々振り返った時にあれがあったから。ってなる。ありがとう。まだまだキツいことに飛び込む。そこで得たものは人生で他の人はできない経験となり、財産となる。そう信じてチャレンジを続ける。それが伊藤の姿だ。