本日のブログを担当させていただきます、2年目の中村心です。今回のブログでは「言語化する」という事について書いていこうと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
言語化するということが僕はとても苦手です。頭が良くないということもありますが、それでも言語化するのが上手な人もいます。僕は小さい頃から口下手で、思っていることを口に出して伝えることや、人前で瞬時に自分の考えを伝えようとしたときにまとまりのない言葉で話してしまうということが多々あります。もちろん、口喧嘩や討論も苦手です。頭の中では考えられているのに、良い言葉が浮かんでこないのです。
最近、言語化について書かれた本を読みました。この「言語化能力」というものがどれほど大切なものであり、また言語化能力はサッカーにおいても関連付けて考えることができるということに気付かされました。
人は、自分自身の能力の5%しか言語化できていないそうです。残りの95%は頭で考えているだけ、でも人は、自分の考えをしっかり言語化できていると勘違いしてしまっているそうです。例えば、これまでに色々なスキルを身につけてきたはずなのに、「なかなかうまくいかない」「壁にぶつかった」と悩むたびに、解決策を探して、新しいスキルを身につけようとしますが、その前に、残り95%を言語化することのほうが大切だということです。自分の能力とか頭の中の考えを言語化できていないから身につけてきたものを最大限発揮できずに悩んでしまうのだと思います。もし全てを言語化することができれば、相手との意思疎通や自分自身の能力を表現するという面において、見えなかった景色がよく見えるようになるのではないかと思います。
僕らのベースにあるのは言葉であり、どんな言葉を使うかによって、思考が変わり、行動が変わり、結果が変わるのだと思います。
何かに対して目標を持つときも同じだと思います。サッカーで「今年は試合に出られるように頑張る」と明確な目標を立てたとしても、実はこの目標は明確に言語化できていないので、どんな練習をしたら良いのか、どんな筋トレをしたら良いのがわからなくて、結局目標達成から遠のいてしまうと思うのです。言語化しきれていないんだということに気付いて、目標設定することが大切なのだと思います。
つまり何が言いたいのかというと、僕もまだ95%の言語化ができていないからわからないです。。。もっと言語化について学んでいきたいなと思いました。

そしてなぜ普段から読む習慣もない本をいきなり読み出したり、考えたこともない「言語化」について考えたかというと、今年もまた、シーズン前に去年よりも遥かに重たい前十字靭帯の怪我をしてしまい、入院中暇すぎたからです。今年の僕の目標は「気長にリハビリを頑張る」です。今シーズン中の復帰は可能性低く、モチベーションの維持が難しいこともあり、目標を全く言語化できていないですが、とにかく少しずつ頑張ろうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も岩教サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。