2025第1回選手ブログ#7 田中一久「やってやれ」

こんにちは。本日のブログを担当します、2年の田中一久です。前回に続いて、今回も自分の気持ちを素直に書きました。最後まで読んでいただけると幸いです。

「やってるふり」

「プライドなんかいらねぇ」

関西遠征5日目、立命館戦の後に言われた言葉は、自分の心に突き刺さった。
今まで言われたこともなかったし、言われると思ってもいなかった。どんなにキツくても走って声を出すこと、プライドなんか捨てて泥臭くプレーすること、ただそれだけが自分の武器だと思っていた。しかし、そこを指摘され自分の全てを否定された気がした。

帰りのバスに乗ってすぐに、言われた言葉全てをメモに書き出しました。悔しくて、自分が情けなくてしょうがなかったですが、意外と冷静に振り返ることができました。

その時間で自分の課題が明確にわかった気がします。

この関西遠征でチームは、天皇杯、リーグ開幕に向けて、システムを変え、新しいことにチャレンジしている段階でした。しかし、自分は
「チャレンジしてのミスはOK。チャレンジしてダメなら修正してまた違うチャレンジをする。」
という、この遠征で一番求められていたことが、何もできていませんでした。
また、普段のトレーニングも含めて言えば、自分が本気でやっていると思っていても、それは全国レベルでみると全然足りないということにやっと気づきました。そして、周りの環境に甘えず、自分の「基準」をさらに高めていかなければいけないと痛感しました。

今、チームは天皇杯に向けて準備していますが、チームに求められる「基準」と個人が認識している「基準」に差があり、危機感を持たないといけない状態です。
北海道で勝ち上がり、さらに関東や関西のチームに勝つためにどの基準でトレーニングに取り組むのか。球際の強さ、切り替えの速さ、運動量の自分の基準は足りているのか。トレーニングやゲームなどのピッチ内はもちろん、準備やケア、食事などのピッチ外でも、この「基準」が求められます。
正直、まだ自分の「基準」を明確に持てていませんが、設定、更新を繰り返しながら、「基準」を上げていきたいと思います。

昨シーズンのチームの目標は、「全国ベスト8」でした。また、そのチームの目標を最優先に、自分にとって刺激的な目標は何か考え、設定した個人の目標は、「新人戦で全国に行くこと」「インカレのピッチに立つこと」の2つでした。
チームは総理大臣杯の全国には出れたものの、1回戦敗退、新人戦とインカレは全国に行くことはできませんでした。

今シーズンは「道内5冠」「全国ベスト8」というチームの目標を掲げて取り組んでいきます。その目標を達成するために、「チームを助けられる選手」になるという個人目標を設定したいと思います。あえて抽象的な目標を設定します。
試合に出て勝利に貢献することはもちろんですが、日々のトレーニングでチームにいい影響を与えることができるのが自分の強みだと思っています。

「やってるふり」

ではなく、

「あいつやってるな」

と思ってもらえるように、現状に満足せず向上心をもって今シーズンを戦い抜きたいと思います。

まとまりのない文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今シーズンも岩教サッカー部のご支援をよろしくお願いいたします。

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