2025第1回選手ブログ#35 石山風吹「やらない後悔より、やって大成功」

こんにちは。
本日のブログを担当します、4年目の石山風吹です。よろしくお願いします。

最高学年となり、早くも2ヶ月が経とうとしていますが、今の率直な想いをこのブログにぶつけたいと思います。

今シーズン、私たちが掲げるスローガンは、「奪還~Make a New History~」です。ここ2年間獲ることの出来ていないリーグタイトルの奪還と、新たな歴史を作り、まだ見たことのない景色を見に行くこと。

私は1年生の時、全国大会ベスト8を経験しました。同期では私と黒崎、美濃又や佐々木がそのピッチの内外にいました。関東の大学は、体格やスピード感、技術など何をとっても私より格上でした。しかし、何もやれなかったかと言われると、そんなことはなかったと思います。マッチアップの望月ヘンリー海輝を相手にしても、果敢にドリブルを仕掛け、クロスを上げることが出来ました。

私は小学校1年生からサッカーを始め、約15年間、「プロサッカー選手になること」を目標にしてきました。どんなにきついトレーニングであっても、その目標を叶えるために必死で取り組んできました。しかし、試合で結果が残せない、自分のやりたいプレーが上手くいかない、このような悪循環の中で、常に自分の中に言い訳を作り、ベクトルが他人に向いてしまうことが多くなりました。自分の弱さが、自分を苦しめることに繋がっていたのだと思います。いつしか、プロの世界との差を感じ、純粋にサッカーが楽しめないことが多くなりました。プロへの道を諦めることはとても大きな決断であり、それと同時に、自分の中にある「向上心」が消えたような気がしました。この気持ちを抱えたまま迎えたDENSO CUPや春遠征では、納得のいくプレーが何一つできませんでした。このまま続けるより、いっその事サッカーから離れてしまいたいと何度も思いましたが、こんな自分でも頑張ることが出来たのは、支えてくれた同期の存在です。

先輩方がいなくなり、新チームとして活動する中で、「このままじゃ絶対に勝てない」「お前らの学年は仲間ごっこだ」と何度も喝を入れられました。自分たちの弱さはそこだと、みんな気づいていたと思います。私たち同期は、とても仲が良いです。それはもう十分に分かっていることだし、この先も消えることはないと思います。しかし、今シーズン目標に掲げた全国ベスト8以上を達成する上では、全員がもう一皮剥けることが必要だと思います。

私は、素晴らしい同期に巡り合えたこと、とても感謝しています。どんな時も、色んな角度から支えてくれて、時には引っ張ってくれて。愛溢れるこのメンバーだからこそ、どんな困難だって、ぶち壊していけると思っています。これまで支えてくれた分、今度は私がみんなの支えになりたい。全国ベスト8の舞台を知っている身として、副キャプテンとして、10番として。

「最後に流す涙が「嬉し涙」でありますように」

後悔のないように、大成功を収めに行きましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後とも、岩教大サッカー部の応援をよろしくお願いします。

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