本日のブログを担当させていただく、4年の領家滉人です。最後まで読んでいただけると幸いです。よろしくお願い致します。
『奪還〜Make a New History〜』
これが今シーズンの岩教大サッカー部のスローガンです。このスローガンには、北海道チャンピオンの座を取り戻す、そして新しい岩教大サッカー部の歴史を創るという想いがこめられています。
また、北海道5冠、全国ベスト8以上という目標を掲げました。今シーズンの活動が始まってからの約4ヶ月間、この目標達成できるだけの活動ができていたのかと考えるとできていなかったと感じます。結果的にも天皇杯は負けてしまい、北海道5冠という目標は達成できませんでした。
後約1ヶ月で4連覇がかかる総理大臣杯が始まり、学生リーグは残り14試合しかない。特に4年生は学生リーグ、Iリーグともに全国にいけないと11月上旬で引退になる。全国にいっても12月で引退となる。4年生は長くても約7ヶ月しかないということを理解、自覚できていない。自覚しないといけない。
大学に行けば、人工芝でナイターがついたグランド、筋トレルームなどがある。最高の環境でサッカーができるのもあと少ししかない。3年生までは先生方や4年生たちのおかげで、自由にサッカーができていた。4年生がいなくなってサッカーもその他のこともとても支えてもらっていたことを痛感した。
特に菅野くんは他の人もブログで書いていたように影響力が大きく、ピッチ内外ですごく存在感があった。ここまで影響力のある選手は少なくとも今の岩教にはいないと思う。その分キャプテンのかなとを中心に協力していき、その影響力をカバーしつつ、もっと後輩たちが自由にサッカーができるようにするのが私たち4年生の課題であり、役目である。
また個人的にはひたちの存在も大きかったと感じた。今シーズンは選手として一緒にプレーすることはなくなってしまった。今シーズンから一緒にプレーできなくなることを知ったときは、悲しかったし、正直あまり実感できていなかった。1年生の頃から一緒にプレーしボランチとしてコンビを組むことも多かったし、時にはライバルとしてポジションを取り合うこともあった。昨シーズンでは天皇杯から一緒にボランチとして試合にでて、ずっと一緒に戦っていくと思っていた。しかし、怪我や教育実習の関係もあり、少しずつ一緒に試合でボランチを組むことも少なくなっていった。けれども、最終節の札大戦で90分間ともに戦い、試合に勝てたことはすごく嬉しかった。今シーズンは一緒にプレーできないけど、社会人になってから一緒にサッカーをしたいと思うし、ひたちの分まで背負って今シーズンは戦う。
大きな怪我をしてしまい、今シーズンはほとんどサッカーができない後輩がいるが、もし自分がその立場になったらと最近少し怪我して考えた。いつ自分がもう岩教で、もうこの仲間とサッカーできなくなるかわからない可能性がある以上、もっと全力で、もっと必死に、もっと楽しくサッカーができると思った。

4年生はこれからほとんどのことに「最後」という言葉がついてくる。もう最後の天皇杯は終わった。もう最後の学生リーグは始まってるし、最後のIリーグ、総理大臣杯も始まる。大学が終わると社会人になったりみんな別々の道に進んでいく。みんなと本気でサッカーするのは後1年もない。後悔しないために日常を大切にしていきたい。
今シーズンの目標としては点をとるなど細かくわけるとたくさんありますが、大きくは後輩たちにより多くのことを遺すことと、今シーズンが終わった時に「楽しかった、岩教にきてよかった」と心から思えることです。最後には笑って終わりたいです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも岩教大サッカー部の応援・支援をよろしくお願い致します。