今回の選手ブログを担当させていただきますいわてグルージャ盛岡ユース出身、サッカー部2年の菊地爽詩です。本題に入る前に簡単に自己紹介をさせていただきます。私は小学3年生の頃、地元の少年団でサッカーを始めました。小学校卒業後はグルージャ盛岡ジュニアユース、いわてグルージャ盛岡ユースを経て岩教大サッカー部に入部しました。これまでのサッカー人生において突出した経歴はなく、大学入学以前は全国大会に出場したこともなく、県の選抜などに選ばれたこともありません。こんな私が「なぜ大学に入学してまでサッカーを続けるのか」「大学サッカーでの今後の目標」について書いていきたいと思います。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。
私は高校2年生の頃には既に大学でもサッカーを続けようと考えていました。しかし、サッカーを続けることに明確な目的はなく、ユースの先輩や同期に卒業後もサッカーを続けようと考えている人が多かったことや、長い間続けてきたサッカーを辞めるのはもったいないから という理由で大学でもサッカーを続けようと考えていました。当時はサッカーを続けたいから続ける、ではなくサッカーを辞める理由が見つからなかったからとりあえず続けよう という考えだったように思います。サッカーを続ける明確な目的ができたのは怪我がきっかけでした。高校3年の秋、ゲーム形式の練習中に相手と接触した際に膝が内側に入り「ブチッ」という鈍い音、その直後に膝に激痛が走りました。病院での診断結果は「前十字靭帯損傷」全治8ヶ月の大怪我でした。長いリハビリ期間、順調に行っても復帰できるのは大学1年の8月、大学に入学してもしばらくの間はサッカーができない、怪我を理由にサッカーは高校で辞めようとも考えました。それでも、今もサッカーを続けているのは、ユースの指導者の方達やチームメイトに何度も何度も励ましの言葉をかけていただいたからです。怪我をしてサッカーができなくなった期間で改めてサッカーが好きだということ、指導者の方やチームメイト、支えてくれている人たちのありがたみに気づくことができました。これまでにサッカーを通してお世話になった人たち、これまで何不自由なくサッカーをやらせてくれた両親にサッカーを通して恩返しをしたい。そのために岩教大サッカー部に来ました。総理大臣杯、インカレ等の全国大会に出場し、活躍している姿を見せることが私の目標です。
岩教大サッカー部に入部して約1年半、悔しい思いもたくさんしてきましたが、指導者の方々やチームメイトに恵まれ充実した日々を過ごすことができています。個人的にはここ最近はプレーの調子が上がってきていると感じていたのですが、今日(10月25日)病院で膝の診察をしたところ、再び前十字靭帯を損傷してしまっていました。正直まだ気持ちの整理もついていない状況ではありますが、ありがたいことにサッカー部のみんなからいろいろな言葉をかけてもらい、少しずつ前向きに考えられるようになりました。手術、リハビリとまた0からのスタートとなりますが、岩教大サッカー部に貢献できるよう、私自身の目標を達成できるよう頑張っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも岩教大サッカー部の応援よろしくお願い致します。