本日のブログを担当します、3年目の石山風吹です。よろしくお願いします。
このブログを書くにあたり、「もう大学生活も折り返しに来たか」と実感しました。先日、母から1件のLINEが届きました。「あと2年あると思ってたらあっという間に4年生になっちゃうね。時間は有限だよ」と。
振り返ってみると、昨年はシーズンを通して自分のベストパフォーマンスを引き出せず、不甲斐ない1年に終わりました。特に悔しかったのは新人戦とインカレです。新人戦準決勝の札大戦で、右太腿の肉離れを起こしてしまい、途中欠場。チームは敗れ、全国大会出場を逃しました。同期でタイトルが獲りたいと強く願っていた自分からすると、この敗戦はとても悔しく、また怪我でチームに迷惑をかけてしまったと申し訳なさもありました。怪我の治療で病院に通う中で、主治医の先生からは「再発のリスクが高すぎる。インカレは諦めた方がいい」と言われました。ですが、4年生と同じピッチに立てる最後の機会であり、全国大会という貴重な舞台。そう簡単に諦めるわけもなく、そこからの3週間、徳丸トレーナーをはじめとする多くの方々の支えもあり、初戦に出場することができました。しかし、プレーの強度やスピード、体力など戻り切らない部分が多く、90分間何もできないまま終わりました。これまで怪我に悩まされたことがなかった自分からすると、怪我をすることの怖さや、元のレベルに戻すことはこんなにも難しいのかと実感させられた出来事でした。
テーマにも示した通り、私には「波」という課題があります。中学や高校の時もプレーに波があり、常に監督に怒られていました。「プレーに波がある選手を監督は使うと思うか?」と。大学1年目では、早くからトップチームで使っていただき、全国大会ベスト8、インカレでの得点など貴重な経験をしました。思い返すと1年目は、トップチームに食い込んでやる、スタメンを取ってやると、向上心の塊だった気がします。その気持ちや熱がそのままプレーに伝わり、結果として現れていたのだと思います。しかし2年目では、どこかで気の緩みや過信がありました。「このくらいやっておけば大丈夫だろう」「まあなんとかなるだろう」
結果として、なんとかなりませんでした。1年目に比べて得点やアシスト、運動量など何もかもが下がりました。リーグ戦では、毎試合ハーフタイムに菅野くんから説教を喰らっていました。
そんな私ももう3年目です。いつまでも波のある選手であっては、これ以上高いレベルでサッカーを続けることは無理だと思います。私は大学卒業後もサッカーを続けたいと考えています。その上で、これからの2年が本当の勝負だと思います。中途半端に楽しかったで終わる2年にするか、実りある2年にするか。
「もし日本一になることができたら」
頼れるキャプテンのわがままを叶えられるように、今シーズンも頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今後とも岩教サッカー部を宜しくお願いします。