2024第2回選手ブログ#49 伊藤舜理「辛い・キツいと思うことができる人生が経験となり財産となり感謝するべきって話」

日頃より岩教大サッカー部の応援本当にありがとうございます。
4年目伊藤です。
さて、今年でサッカーボールを追いかけて19年目。兄の影響で始めたサッカーも残り数ヶ月。ほぼ毎試合、応援に来てくれるお父さん、お母さんありがとう。4年目のシーズンも気付けば、もうあと数ヶ月。早すぎる。実に早すぎる。言ってしまえば、月曜オフで火曜の朝にフィジカルして、水曜に紅白戦やって、木金で調整して、土日試合っていうこの7日間のサイクルに慣れすぎている。当たり前のように、朝起きてご飯食べてプロテイン摂取して、シャワー浴びて、歯磨いて練習に行く。そんな生活も後数ヶ月。実に感慨深い。当たり前だと思って生活していると、時が早く感じてしまうのだろうか。火曜のフィジカルも大学に入ってから、150回くらいはやってきた。そんなフィジカルも後数回。声出して、動かなくなる足を無理やり動かしてもう一歩寄せたり、一歩ダッシュして戻ったり、一個運んでシュート打つ。自分に問いかけながら。「ここでやらないと。もっとやらないと。」と思いながら練習に向き合う。まだまだと思いながら練習するのも後少しかもしれない。そんな生活を4年間してきて、自分自身の中に一つの価値観ができた。『きついと思える環境でサッカーできて嬉しい。』こんな感情が芽生えた。高校生までは、なんでこんなきついんだよ。意味あんのかよ。と思ってしまうまだまだ幼稚な伊藤がいた。ただ、4年目にもなり、たくさん辛いことを経験してくると、『ありがたいな。』と思うようになってくる。試合に出れない時。怪我した時。思うようにいかない時。怒られる時。キツイ練習の時。そんな時にもがいて、行動してみようとできるこの環境。ありがとう。俺を成長させてくれて。と思うようになる。やらな。やらな。と思わせてくれる。社会人なったらそんなことあるのかなって。そんなことはまだなってないからわからないけど、確実に岩教大サッカー部として活動してきた中で、思うようになった。キツいこと、辛いことに感謝できるようになった。後々、あの時があったから強くなれた。あの時やめなかったから、今がある。そう思えれば、辛いことなんて乗り越えたもん勝ち。なんなら、辛いと思っているのは自分だけかもしれない。もっと上のレベルの人は辛いじゃなくて、やらないとって思ってるかもしれない。そう思うと、自分はまだまだなんやな。伸び代あるな。と思うことだってある。その壁とか嫌なことにぶつかった時人間は本能的にやめてしまう。避けてしまう。そこをあえて。あえてだよ。苦しい方を選択する。正直いえば、黙って練習やってたいよ。楽だし。密かに、先生にも怒られない、影薄めてこなす。そんな風にしてたら楽だろう。ただ、目標がある。夢がある。このメンバーでインカレに行く。少しでも長く。みんなでサッカーがしたい。走りたい。闘いたい。これが目標であり、夢である。10年後、集まった時に「あんなきつかったけどやり切ったから…」「きつかったけどみんなでやってたよな…」こう話しながら酒を飲んで、悔いなく終わった学生サッカー生活を振り返りたい。


だから、俺は声を出す。チームを鼓舞する。足りねえなってなった瞬間に、どこに伊藤がいるのか、何してるのかみんなに伝わってもいい。チームのために声を出す。辛いけど、キツイけど。ただ、そう思える環境がこれから本当に人生であるだろうか?周りに同じような目標や夢を持つ人で溢れ、キツイ時には温泉、飯に行き、お互いの想いをぶつけ、やろうぜって言ってまた次の日にグラウンドで会う。そして、結果が出た時、最高に嬉しい。そんなもがきながら、結果が出た時に喜べる環境に感謝だよ。今、キツイと思ってるかもしれない。シーズンももう終わりの方。身体も心もキツい人いるかもしれない。ただ、こんなキツい思いできる環境って本当に幸せ。自分を、チームを成長もさせてくれるし、後々振り返った時にあれがあったから。ってなる。ありがとう。まだまだキツいことに飛び込む。そこで得たものは人生で他の人はできない経験となり、財産となる。そう信じてチャレンジを続ける。それが伊藤の姿だ。

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