2025第1回選手ブログ#19 川島幹太 「アボイドノート」

現在教育実習のためサッカー部の活動から離れている状況ですが本日のブログを担当します、3年の川島幹太です。そんなことでサッカーとは関係ないことを書いていこうと思います。

私の趣味は音楽を聴くことで、最近は中高生の時にハマっていたMrs. GREEN APPLEを四六時中聞いています。「In the Morning」とか「Speaking」とか元気になれる曲がおすすめです。たくさんの名曲が生まれているこのバンドですが、中でもハマっている曲は「アボイドノート」です。リリース当時高校一年生だった私は曲名の意味も知らず、めっちゃいい曲や!MV楽しそう!みたいなノリで聴いていたんですが、時が経って改めて聴いてみると当時は感じていなかった曲の印象や伝えたいことを感じることができたのでそれを綴っていきます。

歌の最初のフレーズは「さぁ どうぞお座りになって 一つ二つ伺いたいだけです」

なんと聴き始めたらボーカルにいきなり話しかけられてびっくりします。この後も歌詞で質問をされたり、話口調が多いことからこの曲はミセスと聴いている人の対話なのかもしれません。

曲全体も疾走感があるものの、

「もういいや お帰りになって」

「『もう一度チャンスをください』ってどうしても言えないものですか」

「どうでもいいんですか あぁ気にしない側ですね」

という歌詞のようにどこか冷たさを感じる暗い雰囲気も持っていて、聴いてる人に対して冷たく話している印象を感じますね。しかしラスサビでこれまでの冷たさとは一変する歌詞が聴こえてきます。

「ところでさ君という存在 誰も敵いはしない美の潜在」「まだまださ我ら人の存在 誰も敵いはしない」

あんなに冷たかったのに急にポジティブな歌詞を投げかけてくれるのですが、なぜでしょう。

そもそもアボイドノートとは音楽業界の中で使わないほうが良い・避けるべき音を意味していて、特定のコード中に鳴らすと不協和音のような音が鳴ってしまいます。調べてみるとコードがCMaj7とAm7の場合はファ、コードがG7とBm7♭5の場合はド、などと書かれてあってコードとかは楽器の演奏経験がないので全く分かりませんが、ドとファは素人でも音楽の授業で使ったり、どんな楽曲に使われている1つの音なのです。

しかしアボイドノートを上手く使っている有名な楽曲が結構あるようで、扱いが難しいため使わないほうがいい音でも使いようによっては問題なく、さらには特徴的なアクセントの使い方もできるようです。

つまり、アボイドノートのように「唯一無二」「輝ける場所がある」というメッセージがこの曲に込められているのではないかと思います。ぜひ聴いてみてください。私と違う捉え方がきっとあると思います。

どんな弱点をもっていたり、強みがなかったりしても視点を変えれば強みになります。実習を通して視点を変えること、生徒や人の良い点を見つけて伝える力を身につけて、岩見沢に帰ってきたいと思います。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも岩教サッカー部の応援をよろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次