2025第1回選手ブログ#28 佐々木遥斗「憧れるのをやめましょう」

本日のブログを担当します。4年の佐々木遥叶です。

まず初めに、日頃よりサポートしていただいているスポンサー様、地域の方々へ感謝申し上げます。
今シーズンも引き続きよろしくお願いいたします。

「憧れるのをやめましょう」

みなさんもよく知っている某野球選手の言葉です。
ずっと憧れていたらそれを超えることは出来ない。

みなさんには憧れの人はいますか?
例えばメッシやクリロナなど、サッカーをやっていれば誰しもが憧れる人でしょう。

私の中の憧れの人は、昨年度キャプテン菅野紘希です。
私と同じく彼に憧れを抱いている部員は少なくないと思います。

彼との出会いは高3の夏でした。
岩教に練習参加した際に、気軽に話しかけてくれたのを覚えています。その時はただのデカイ人としか思っていませんでした。

無事岩教に入学し、共にプレーしていく中で彼がただのデカイ人ではないことに気づきました。
もちろんプレー面では1年の頃からチームの主力としてプレーしていたし、2年大臣杯では最優秀選手に選ばれたりと、岩教の顔となる選手でした。

2023年 大臣杯決勝
試合前のミーティングが終わると彼がみんなの前で語り始めた。
その場にいた人全員がその言動に心を打たれ、さらに試合に対するモチベーションが上がっただろう。
これがあったからこそ、この試合で彼がいつの間にかいなくなっても、落ちることなく延長戦・PKを戦い抜き、札大に勝つことが出来た。
それはピッチに立っていた10人、スタッフ、ベンチメンバー、応援してくれていた選手たち全員が「菅野のために」と全力を尽くしたから成し遂げることが出来たのだと思う。

今までの3年間を振り返ると本当に彼無しでは今の岩教、私はないと思う。
だからこそ去年共にプレー出来なかったのはとても悔しいし、もし怪我していなかったらと思うことが何度もあった。
彼の背中を間近で見てこれたからこそ、プレー内外で大きく成長出来たのだと思う。

最近、先生やチームメイトから彼のことについて言われることがある。「菅野が去年どれだけやってきたか」「お前が菅野になれ」などの言葉を受け、ずっと憧れてるだけではダメだと実感しました。

彼の「5番」を引き継ぐ者として、彼への憧れを捨て、彼を超えれるよう成長し、チームに貢献していきます。

そして残りの道内4冠、全国大会ベスト8以上を達成できるように選手・スタッフ一同、精一杯頑張ります。

今後とも岩教大サッカー部の応援よろしくお願いします。

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