本日ブログを担当します。3年の竹野希です。今回のブログでは、怪我をしてから現在までを「入院期」「リハビリ期」 、そして「復帰してから」の3つに分けて今シーズンを振り返りながら、自分の心情を率直に綴ろうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。
入院期
3月のザワ合宿、関西遠征を終えて学生リーグ開幕に向け、新チームで準備をしていた矢先の4月にトレーニング中に腰の骨を折る怪我をしてしまいました。
怪我をしたときの記憶は今でも鮮明に覚えています。今まで経験したことのない痛みに襲われて、声を発するのもやっとな状態でした。
病院に運ばれて検査をしたところ、第12胸椎・第1腰椎の圧迫骨折で、すぐに手術を受けることになりました。
手術を終えても苦しみは終わりませんでした。下半身の痺れがあり、動いたり少し衝撃を受ける度に激痛が走り、夜も眠れませんでした。そして、術後2日ほどは何も口に入れてはいけず、ご飯を食べることも水を飲むことさえも出来ず、点滴を受け続けるだけでした。
一番衝撃だったのは、自分の力で体が動かなかったことです。足に力を入れようとしても動かず 、ベッドから体を起こすこともできず、まさに絶望でした。大学サッカー残りの2年間のビジョンが崩れ去って、悔いても悔やみ切れない思いでした。
それから病院で車椅子、歩行器を使いながらリハビリをして、なんとか自分の足で立って歩けるようになりました。
ただ、この1ヶ月の入院中は悪いことだけではありませんでした。一日中ベッドの上に居て最初は気が滅入りそうでしたが、自分と向き合う時間ができ、これからどうしていくべきか頭を整理することが出来ました。
また、チームのみんなが心配の連絡をくれたり、同期のけんじゅはわざわざ差し入れを持ってお見舞いにきてくれました。本当にみんなありがとう。
5月になってやっと退院するとき、病院の先生に「一歩間違えれば、下半身不随になって二度とサッカーができなくなる可能性がありました。神様に守られてるのかもね。」と言われました。それを聞いて、きっとそうならずに済んだのは、まだ、自分にはやるべき事があるということではないかと感じました。
スピってるかもしれないです(笑)。ただ、本当にそう思いました。
リハビリ期
1ヶ月間ずっと病院の中にしかいなかったので、久しぶりに外の空気を吸って、岩教サッカー部に帰ってこられると思うとすごく楽しみな心持ちでした。
1ヶ月チームにいなかった分、まだ、プレーはできないけど、副キャプテンとしてチームに貢献しようと練習の声掛け、試合中の指示、チームのサポートなどに努めました。
ただ、そのなかで、試合中に指示を飛ばしたり、チームが良くないときにはみんなに対して強く喝を入れたりするなかで、勝手に疎外感を感じることがありました。今自分が偉そうにそう言えるのは、自分自身がピッチに立ってみんなと同じ思いをしていないからではないかと、そんな悩みもありました。
みんながプレーしているのを観ながら、早く自分もピッチに戻って試合に出たいという思いとともに、今まで普通にサッカーができていたことがどれだけ幸せなことなのか感じました。そして、とにかく復帰が待ち遠しかったです。
復帰して
復帰できたら試合に出て、今までのようにプレーできると思っていました。
しかし、サッカーはそんなに甘いものではありませんでした。
復帰して待っていたのは、やっとサッカーできて楽しい、嬉しいという気持ちよりも絶望でした。
リハビリ期間中にたくさん走ったり、対人以外の練習はやったりなどしていましたが、いざ対人練習、試合をすると体が重く、だるくて思うように全く動けない。体力が続かない。全速力で走れない。守備で相手についていけない、体が無意識なとこで怖がっているのか相手とぶつかるのを避けたり、セカンドボールのときもう一歩が出なかったり、とにかく何もできませんでした。
そんななかで、自分の無力さに悔しくて泣いてしまう日もありました。
今は、公式戦に少しずつ出れるようになり、体力は少し戻ってきたものの、体は重く、次の動作にいくのに時間がかかったり、怪我をする前のようには動けず、まだサッカーをする前には痛み止めを飲まないといけない日が続いています。
本当に毎日、悔しくて悔しくてしょうがないです。
自分はもうチームには必要のない選手なのではないかとか、自分が試合に出ることでみんなに迷惑をかけていないか、今の自分のプレーでは、みんなに対して何か声をかけてもみんなは応えてくれないんじゃないか。そんな負の感情が強くなることがあります。
大好きなサッカーのはずなのに、もうやめたいと思う程、ぐしゃぐしゃな感情です。
それでも、一緒にいてくれる同期のみんながいて、自分の完全復活を待ち望んでくれる家族や友人、ジュニアユースの頃から今でも試合を観に来て応援してくれるサポーターさん達など、たくさんの支えてくれる人がいます。そんなみんなを裏切りたくないし、何より、大好きなサッカーに嘘はつきたくない。
無理の利かない体になって、今までのように一人で状況を打開したり、華麗にパスやドリブルをすることはできない。
だからこそ、格好悪くても、泥臭くても、恥ずかしくても、なんとか「這いつくばって」とにかくがむしゃらにプレーする。そして、必ずまた、ピッチで輝きを放つ選手になります 。

最後に、今シーズンは、今までの人生で一番と言っても過言じゃないほど辛く、挫折をし、たくさんの痛みや苦しみを経験しました。そのなかで、いつも普通に暮らせることやサッカーをできることの幸せを身に染みて感じています 。
今年、自分に残されたのは、今週末の札幌大学戦だけですが、この試合に今年の自分の思いを全部ぶつけて戦ってやろうと思います。
何度心が折れて、泣いて、挫折しても、なんとか「這いつくばって」自分自身を奮い立たせ、怪我する前以上に輝いてみせます。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。








